ども!ファイナンシャルプランナーでニートのポンタローです。
みなさん「失業保険」、知ってますか?
「えっ、仕事を辞めたらもらえるやつでしょ?」
そうです!
ポンタローも先日申請してきたのでご紹介しますね☆
失業保険とは?
労働者が失業した場合に必要なお金の給付を行ったり、再就職を支援する制度。
保険者は「政府」となり、窓口はハローワーク(公共職業安定所)になります。
ニートになってもしばらくの間は国から支援が受けられるのです☆!
ただし!再就職する意思がないと貰えません!!
正式名称は?
実は、「失業保険」とは通称で、正式名称ではありません!
保険の制度を広義でみてみると、
社会保険→労働保険→雇用保険→求職者給付(基本手当)
となります。正式名称は「雇用保険」制度の中の「失業給付」。
社会保険の中に労働保険があり、その中の雇用保険の制度として離職者に給付を行う制度があるという事になります。
「失業保険」という名称は実は通称で、雇用保険の「求職者給付」または「基本手当」ということになりますね。
離職してから何日間貰えるの?
雇用保険の被保険者期間(勤務していた期間)によって給付を受けられる期間が決まってきます!
(自己都合・定年退職の場合)
●1年以上10年未満:90日
●10年以上20年未満:120日
●20年以上:150日
※会社都合・倒産・解雇の場合は日数が変わってきます。
(詳細はハローワーク)
いくら貰えるの!?
辞める前の直近6カ月間の給与額がポイントになってきます!!
6カ月の給与を180で割って日割りの金額を算出します。
そこから50~80%を掛けた金額×給付日数が支給額になります。
手続きはどうするの!?
退職した会社から、退職後に「雇用保険被保険者 離職票」が2枚送られてきます。
※会社によっては人事担当の発送手続きが遅かったりで遅れる場合があるのですが、なるべく早く送ってもらうようにしましょう!
離職票が届いたら、お住いのエリアを管轄する「ハローワーク」へ行き、手続きをしましょう!!
ハローワークへ行ったら、窓口で「求職者給付の申請に来ました」と伝えましょう。
後は係りの方が結構親切に説明してくれるので、流れに沿って手続きを進めましょう。
まずは申請書といくつかのアンケートを記入します。
「再就職をする意思がある」という前手の元に給付をしてもらえるので、
申請書には希望する職種や通勤時間等を記載する必要があります。あらかじめ考えておきましょう。
手続きを終えると、ハローワークの備え付けPCや自宅で求人ページを閲覧する事ができます。
まぁ、今はリクナビやDODAなど転職支援サイトが充実してきていますので、ハローワークで探さなくても求人情報が手に入る時代なので使っても使わなくても良いでしょう。
申請手続き後、別の窓口で給付を受けるまでのスケジュールについて説明があります。
ちなみに、失敗談ですが、退職後3カ月目から給付を受けられると思っていたポンタローは、退職して2カ月後くらいに申請に行きました・・・・。
それは大きな間違いで、実は、申請してから3か月後だったのです!!ガビーン(;´∀`)
窓口でテンパるポンタロー。早々に就職決まったら貰えないってことー!?(;´∀`)
次で説明します。
待期期間って!?
求職者給付のスケジュールは大まかに言うと以下の通り。
①求職者給付の申請手続き
②待期期間 7日間
③説明会
④待期期間 3カ月
⑤給付実施
ハローワークで申請をしてから「7日間」の待期期間があります。
なんで待期期間なんて必要なん!?お財布厳しいんだから早く受給頼みますわー!(;´∀`)ってポンタローはイライラ。
この期間は「アルバイト」をしたり「就職を決める」といった行為はNGとの事。
アルバイトは自己申告にはなりますが、ペナルティも発生する様ですのでお気を付けください・・・。
説明会後であればバイトしてもOKの様ですが、バイトした日数分だけ「3カ月の待期期間」が延長されます・・・!!(;´∀`)
そしてバイトが出来る上限の日数も決まっているので注意。意外と厳しいのね・・・給付してやるから、ちゃんと就職活動しろって事か・・・・。
その後、7日間の待期期間をフルニートで乗り切ったら、ハローワークで開催される「説明会」に参加します。3時間ほど制度について説明があります。
説明会後からようやく3カ月の待期期間を消化していくことになります。
バイトも制限あるし、バイトしたら給付時期延びるし・・・その間の保険料支払いも考えると正直キツイっすね!(# ゚Д゚)
そして要注意ポイントがコチラ!!
3カ月の待期期間を3分の1以上の日数を残して就職が決まった場合、
「求職者給付」→「再就職手当」という名目に変更され、
給付金が減ります!(‘Д’)マジかよ
給付日数(待期期間)を3分の1以上を残して就職:給付額60%
給付日数(待期期間)を3分の2以上を残して就職:給付額70%
そして、日割り計算の上限も自動的に適応されます。
60歳未満:日額6,070円
60歳以上65未満:4,914円
直近6カ月で稼いでいた人は、基準額が大幅ダウンになるでしょう。
ダウン×2
oh my god !ひどい!
3カ月就職が決まらなければ満額。
早く就職したら減額。
まぁ、この点にこだわらず早々に就職した方が良いに決まっていますが、
貰えるはずの金額がもらえなくなるショックは計り知れません。
また、説明会後、1か月以内に、知人の会社へスカウトされた等の理由で就職が決まったら、
給付金もらえません!!(‘Д’)マジかよ
仕事で付き合いのあった会社から呼ばれたり、スカウトされたりして再就職するケースは結構あるのではないでしょうか。
短期間での就職の場合、ハローワークの斡旋や職業紹介業者の斡旋での就職でなければ適応されない様です。
結論。再就職する気があるなら即手続き!
いやー今回はとんだ勘違いで給付額が大きく変わってしまうかもしれません。
結論としては、就職する気があるなら「離職票」が届き次第、すぐにハローワークへ行き、手続きをしてください。そうすれば、3カ月の待期期間を最短で乗り切る事が出来、満額貰える可能性が高まります。ポンタローの失敗を無駄にしないでください、ニートの皆さん。。。see you agein.
コメント
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