異業種へ転職して感じたメリット・デメリット。リスクヘッジを意識した活動がカギ。

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ポンタロー
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ども!30代前半で2回の転職を経験したポンタローです。今回は異業種や未経験業務に転職するリスクについて話したいと思います。

★参考記事>>30代で2回転職した社畜が語る転職のベストタイミング

★参考記事>>転職エージェントを利用すべき理由

 

異業種や未経験業務に転職しようとしている人はこんな人。

30歳くらいになると、新卒で入った会社の仕事にも慣れて、少し仕事に怠慢というか、「慣れ」や「飽き」が生じてくると思う。そして、30代という節目に突入したあなたは、先人たちが言い伝えてきた「35歳転職限界説」に恐怖を感じ始める。そして、「本当に新卒でたまたま入社したこの会社で一生を終えていいのだろうか?」「自分は他の会社で働いたらどの程度通用するのだろうか」「他の業界の方が活躍できるのではないだろうか」「このままこの仕事を続けて成長できるのだろうか」などといった考えが頭をよぎっているのではないだろうか。何を隠そう、私ポンタローもその一人であった。初めて転職をしたのは33歳の時。上記に挙げた例でいうと、「本当に新卒で入った会社で一生を終えていいのだろうか?」という疑念が来る日も来る日も頭によぎっていたのだ。「頭では思っていても、10年務めた会社を辞める」という決断を下すことは、崖からバンジージャンプをするような心境だ。来る日も来る日も、頭では考えていながらも、実効に移せない私が転職を決意して動き出したきっかけとなった思考がこれだつた。死に際に、ベッドの上で「あの時転職してみればよかった」と思うんだろうな・・・。この想像が自分の背中を押したのだ。転職サイトから何社か応募し、書類選考が通った会社に面接に通い始めたのだ。初めての書類選考が通って、一次面接を終えた時は、バンジージャンプを飛び終えたかのような、自分の中で何かが吹っ切れた気分だった。と、私の心境はさておき、このように日々悶々と通勤電車の中で考えている人は多いのではないだろうか。ましてや、このページに訪問してこられたあなた。勇気を出して踏み出すか、留まるか。今頭を悩ませている事でしょう。

 

異業種に転職するか、同業種や未経験に転職するか。

今後のキャリアに直結する非常にシビアな問題である。ちなみに、私が最初の転職で選択したのは「同業種で未経験にチャレンジする」ことでした。世間一般の転職理論で考えれば、同業種でステップアップ(会社規模や給与面)を狙っていくのがセオリーだと思われるが、私、ポンタローは5社程内定を取得したが、最終的に悩んだ挙句、同業種未経験を選択した。



なぜ未経験の仕事に転職したのか?

それはそれは悩んだ末の決断であったが、数多くの面接を体験して感じた事が決め手となった。「自分の社会人としての市場価値は、携わった業務の範疇でしか評価されない」そう気づいたのだ。例えば、

① Aという業界のBという仕事しかやってこなかった30歳「僕はこの仕事だけ10年やってきましたので任せてください!」

② Aという業界のBとCの仕事をしてきた30歳「僕はBとCの業務を経験し、幅広い経験や知識を活かして御社で活躍してみせます!」

あなたが採用担当者ならどちらを採用するだろう?私は、①に近いタイプの社会人であり、業界的にはあまり大手ではなかった為、Bの業務を大手でこなしてきた人間と競合したらかなり不利な状況に立たされる。それは面接やその結果でもひしひしと感じた事であった。

 

最後に自分を救うのは仕事のキャリア

そこで私は考えた。このまま①タイプの社会人として同じ仕事を積み木の様に積み上げて、もし万が一、転職先でうまくいかなかった時。また転職活動をするとなると、年齢的にも不利になり、かつ「B」の仕事しかできないオッちゃんになる可能性を危惧したのだ。将来の自分のキャリアの幅を広げる為、そして「その他大勢」に埋もれない、「希少価値のある社会人」となるため、②タイプを目指す事とし、未経験業務に未経験採用として飛び込んだのだ。当然、10年積み上げてきた積み木とは別の積み木を1から積み上げる事になる。給与は下がるし、一般的に見て決して良い転職とは言えなかったのだろう。世話になった転職エージェントが5人くらいいたが、全員から止められたのだ。

 

業種を変えたら二度と戻ってこれなくなる。

これは、②を選択した私に対して転職エージェントが言い放った一言だった。正直ビビった。年齢的にも厳しくなる将来でCの仕事からBの仕事には戻れないという事だ。しかし、このときのポンタローには変な核心があった。死ぬほど求人サイトを見る中で、大手の求人であっても「未経験歓迎」「ポテンシャル採用」などと言う言葉が多く見られたのだ。これは、積み木を積み上げた人をキャッチアップするだけでなく、異業種から新たなアイデアを吹き込む土壌ができてきた時代になったのではないかと直感的に感じていた。だから迷いはなかった。

 

異業種・未経験に転職するリスク

さて、ここまで私の心情と共に書き綴ってきたが、異業種や未経験に転職するリスクについては大きく3つある。

1.転職エージェントが警笛を鳴らす様に、

一度キャリアチェンジしたら元のキャリアに戻れない可能性がある事。

2.実際私が目の当たりにした、

未経験による大幅給与ダウン

3.未経験業務が自分にマッチしているかどうか、

ある程度年齢が行った段階から再検証しなければならない事。

 

経験上、以上の3つが大きなポイントになると考える。1、3にあるように、キャリアの大幅変更については確かにリスクがある。しかし、リスクを取らなければ上述した①タイプの社会人として引き続き働き、転職が難しい年齢となれば、もうその仕事しかできない人と認定される。ましてや、途中でその事業が解体などされて新しい部署に異動となれば、上述3のリスクもやってくるのだ。2、の給与については、全くの異業種になれば大幅ダウンは避けられないだろう。よっぽど人物に魅力や実績があれば別だが。



結論、「同業界の未経験業務」がデッドライン

2回の転職を体験した私の経験則では、もし、10年程新卒で働き、他の業界に目移りしている人がいるのならば、20代なら良いが、30代で全くの異業種に飛び込むのはやはりリスクが高すぎると考える。どうしても行きたい業界があるのならばチャレンジするのも良いが、推奨は同業界での知識をある程度流用でき、かつ未経験業務で②タイプの社会人を目指す。が良いのではないだろうか。結果、私がこれを選択したおかげで二度目の転職が出来た事は、次の記事に書き記そうと思う。

 

ポンタロー
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転職に悩んでいる人に少しでもヒントになればいいな。

 







コメント

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